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ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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普通の大人は立ち止まって「時間」や「空間」について考えたりしません。

平面と立体

現代に生きる人が見ているのは、平面と立体のどちらが多いだろうか。

多くの人が物心が付いた頃には、テレビというものが存在していたと思う。

パソコンが普及する以前に子供だった世代で、一般的な家庭であればテレビは一家に1台であった筈で、見る時間も制約されていたと思う。

テレビ画面やパソコン画面に映し出されている映像は、立体感があっても平面である。

平面が立体に見えるのは、右目と左目で見た映像を脳で合成処理しているからであって、実際は右目と左目が見ている映像にはズレがある。

スマホやパソコンの無い子供時代を送った世代の人達は、描くことによって立体感を創り出した。

教科書の端にページごとに漫画を描いて、パラパラ漫画にした経験がある人もいると思う。

遊びの中に立体感覚を創り出す環境があった時代と、物心ついた時から平面ばかり見せられる環境では、感覚にどれくらいの差が出来てしまうだろうか。

日常生活では平面と立体の違いを意識することはほとんどないだろうが、物に対する距離感は立体を認識しなければ生活は困難となってしまう。

この感覚を空間認識能力と言うが、スポーツに於いてこの能力は必須となる。

スポーツ競技には、必ず何かしらの距離が要求される。

道具を使わない競技であっても、対戦相手やチームメイトとの距離を把握しなければならない。

ゴルフの場合は、意識出来る出来ないに関係なく、ミリ単位で要求される。

クラブフェイスのスイートスポットに正確にヒットするだけではなく、コースでプレイする場合、様々な状況から空間認識能力が求められる。

スコアを良くするには、この空間認識能力がスイング動作より重要と言える。

18ホールのラウンドで、思い通りの距離感でのショットが、何回可能だろうか。

毎日、同じコースをラウンドしていても、ティショット以外はまず同じ場所からショット出来ることなどないと言っていいだろう。

違う場所からのショットとなり、ライも違えば足場の状況も違う。

目標が視界の中に入っていない場合も出てくる。

対象物であるボールや人が動くスポーツに比べ、ゴルフの場合は空間認識能力が必要ないと思われがちであるが、フィールドも広く常にイメージすることが要求される。

立体的に見ることが出来なければ、傾斜や距離感は把握できない。

ティグランドとスルー・ザ・グリーンでは大局的イメージが必要で、グリーン上では明確なイメージがなければ、空間認識能力を発揮することが出来ない。

ゴルフの場合は動きのある対象物の行方をイメージして、その動きを予測する必要はあまりないが、1打ごとに変化する状況を瞬時に捉え、次のイメージに切り替える必要がある。

では、スイング動作で立体を意識するとはどのようなイメージを持てばいいのだろうか。

一般的なレッスンでは、スイングは左右対称と言われる。

インパクトは、アドレスの再現と言われたこともある。

これが通説なのかわからないが、この言葉を鵜呑みにしてイメージすれば平面的な動作イメージしか持てないので、動作も平面的となる。

言葉は動作のイメージとなるので気を付けたい。

スイング動作はあくまでも一連動作であって、バックスイングはボールを打つために必要な動作であり、動作は区切ってイメージする必要はない。

スイング動作を左右対称とイメージすると、動作全体を左右に分けて意識することとなるので、丸いイメージではなく四角いイメージになる。

又、動作のスタートとなるセットアップ時に真下の地面とボールに意識が向かってしまい、この時点で目標に対するイメージが薄れ動作は平面となる。

軸のイメージも同じで、一般的には背骨であったり点でイメージ、太い棒でイメージすると言われるが、軸を真っ直ぐな”もの”として捉えてしまえば、平面的な動作しかできない。

硬い”もの”をイメージすれば、動作も硬くなる。

人の動きもクラブの動きも、スイング動作では大きく動かす部分と小さく動かす部分がある。

結果の出ないゴルファーは、スイング動作全体で見た場合、この動きが逆になっている。

練習レンジでは、素晴らしいスイングでボールストライキングが良いゴルファーでも、コースでプレイすると別人となってしまうゴルファーが多い。

コースでは、つい力が入ってしまうと言う問題ではない。

1打ごとに条件の変わる事の無いレンジでは、空間認識能力は必要ないし養えない。

練習場ではひたすらに打つ事に集中するより、周りの景色を見ながらクラブは頻繁に変更し、目標も常に変える方法をお勧めする。

目標とは落下地点だけではなく、周りの景色の中にも見つける必要がある。

無論、飛球イメージを常に行うことは言うまでもない。

練習レンジとゴルフコースの違いは同じ場所で打ち続けることがない所と、スイングは動作なので1回のスイングで動作は終了するわけではなく、最終ホールでカップインするまで続いている。

動作は動き続ける、いつでも動き出せる必要がある。

スイング動作自体もそうだが、ゲームも常に次の動作がイメージ出来ていなければ流れを作ることは出来ない。

ゴルフ規則の第3章、規則1ゲームの定義では、ゲームの連続性を示唆している。

ミスによりゲームの連続性が途切れてしまうことによる精神的な動揺が、スコアにも影響する。

ゴルフゲームだけではなく、動作にも連続性が必要で、ゴルフ自体連続性が不可欠となる。

競技に出場しているアスリートならば、常に感じるのが練習と本番の違いだろう。

一般ゴルファーでも練習レンジでは問題なく打てるショットが、コースでは打てない。

そんな悩みを抱えているゴルファーが殆どと思う。

又、ゴルフクラブによってバラツキがあり、ドライバーが調子が良ければ、他のクラブが当たらないなどは誰しも経験があるのではないか。

クラブの特性に違いがあり、それを多くの練習により身体で覚え無意識に反応しているか、クラブを持ち替えた時に意識して変えることが出来ない限りこの問題は解決はしない。

 

『普通の大人は立ち止まって時間や空間について考えたりしません。子供だけがそういうことをします。私の秘密は子供のままでいたことです。私は単純極まりない質問を続けてきました。そして、今も問いかけています。』~アルベルト・アインシュタイン~

問いかけなければ、気付きはないだろう。

賢明である秘訣は、重要視しなくともいいものが何かを心得ることである。

視覚と聴覚

接客を行うサービス業などに従事しているビジネスパーソンならば、メラビアンの法則を知っていると思うが、社員研修などでも活用されている。

情報の多くを視覚と聴覚から得ているとの概念だが、インターネットでこの法則を検索すれば、賛否両論が溢れている。

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プロフェッショナルゴルファーには、データ解析とコーチの存在は、選手として稼げる時間を長く保つには、欠かせないだろう。

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gendai.ismedia.jp

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日本の伝統芸、伝統工芸などの職人の世界では、師匠と弟子の関係は、技術は目で見て盗めとか、習うより慣れよの諺が言い伝えとしてある。

ビジネスやスポーツ指導の世界では、ティーチングとコーティングの違いが取り沙汰される。

コーチングスクールの解釈によれば、

コーチングとティーチングの違いって? | NLPコーチング協会

端的に解釈すれば、ティーチングは教えることが主体で、コーチングは能力を導き出すこと。

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予想外のことが起こるので、その時にうまく対応できるかどうか。

今と昔

人は何かの目的を達成する為に道具を作り、その道具を使い、進化させてより使いやすく改良を繰り返し、人間社会は発展してきた。

商業目的と顧客ニーズが一致すれば、存在する市場で受け入れられる。

 どの市場でも同じと思うが、新しすぎればなかなか受け入れられず、現状あるものでも少しの改良で、欲を刺激するものであれば歓迎される。

また、人の心は得てして、熱しやすく冷めやすい。

そして、消費に関しては、合理的に物事を考える人でも、不合理になりやすい。

心理学と行動経済学の教授であるダン・アリエリー氏は著書「予想どおりに不合理」の中で、人は何でも比較して選択したがるが、比べにくいものは無視する傾向があると言う。

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腕はできるだけ後ろに長く保て。

ロングゲームとショートゲーム

飛距離とは対極にあるのが、方向性で、方向性はスコアを良くするための重要なファクターと考え、飛距離を諦めてしまうゴルファーは多いかもしれない。

ドライバーの飛距離が出ないから、アプローチやパッティングの技術に磨きをかける。

ドライバーの飛距離UPに費やす時間をアプローチやパッティングに当てれば、その効果としてスコアUPには繋がるであろう。

ゴルフの魅力は、どの球技よりもボールを遠くに飛ばせることで、どんなゴルファーでも、ゴルフのし始めは、ボールが遠くに飛ぶことに魅了され、飛距離を追求する。

やがて、コースでのプレーを経験して、飛距離よりスコアを良くすることに意識が向かって、ショートゲームが肝要であることに気付く。

 ショートゲームを多く練習に取り入れれば、ドライバーのスイング動作とウエッジ、パターを使った動作では、動きが違うと感じるようになる筈である。

飛距離は、クラブヘッドが描く軌跡となるスイングアークが大きければ得られると考えがちであるが、ドライバーだからと言って、動作を大きくしてしまえば、反対に飛距離は出なくなる。

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球を何百球打つよりも、この18ホールのが重要。

力点と飛距離

グローバル企業であるゴルフクラブ製造販売メーカーは、製品開発の段階で、日本市場の動向を注視していると言われる。

日本がものづくりの先進国であることと、日本人ゴルファーの買い替え需要が高いこと、商品に対しての要望が高いことが挙げられる。

恐らく日本人ゴルファーだけでなく、世界共通と考えられるが、商品に対する要望の上位には必ず、ドライバーの飛距離がランクインするであろう。

そして、飛距離不足に悩み、飛距離アップを望むゴルファーは多い。

何かを楽しむことは、楽をする事でもあるので、ドライバーの飛距離に満足できれば、楽しく、楽にスコアを縮められると考えられる。

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行動するきっかけを逃すな。

きっかけとスイッチ

『行動するきっかけを逃すな。』 ~心理学者 ウィリアム・ジェイムズ

 

あなたの得意なクラブは?!

経験豊富なゴルファーなら、一度ぐらいは受けた事のある質問ではないだろうか。

質問する側には、何ら意図のない事が殆どと思うが、ゴルフコースでプレーをしていて得手不得手は、上達していく段階で出てきても不思議ではない。

誰もが、通る道かもしれない。

一般的なレッスンでは、レッスンのし始めは、アイアンから行う。なぜだろう。

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癖というものは抜けないものだ。おまえの特性の方を伸ばせばいいのだ。

役割と特性

ヨハン・W・V・ゲーテの言葉

『癖というものは抜けないものだ。おまえの特性の方を伸ばせばいいのだ。』

 

右利きのゴルファーであれば、腕は左腕を主体にしたスイング動作がいいとされる。

その根拠としては、左腕は構えた時に目標側にあり、動きをリードする役目だから。

著名なプロゴルファーでも、シーズンオフで左腕を強化するトレーニングを取り入れたり、日常生活で左腕を主体に使うことを心掛けながら、左手の感覚を磨く。

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複雑なものを手際よくシンプルに表現する。それが独創性というものだ。

複雑と単純

上肢関節は、12通りの動きがあり、ゴルフスイング動作に必要な上肢の関節動作を組み合わせて考えると、非常に複雑な動きとなってしまう。

下肢関節も上肢関節と同じ12通りだが、上肢に比べるとスイング動作で意識する部分は少ない。

下肢の動きは、ゴルフスイング動作にどの様な、役割となるのだろうか。

腰を回転させる、腰を切る、股関節を入れるなどの表現がよく使われる。

ゴルフコースでのプレーと練習場でのプラクティスでは、環境が違いすぎて練習場で出来たことが、コースで出来ないゴルファーが実に多いことだろうか。

その様なゴルファーの特徴は、足の裏、足の指を上手に使えてないので、バランスよく最後までスイング動作を完結できない。

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