ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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記憶はわれわれの選ぶものを見せてはくれずに、自分の好きなものを見せてくれる。

http://www.golfchannel.com/sites/golfchannel.prod.acquia-sites.com/files/styles/gallery_slide/public/2017/05/14/gettyimages-683053876_master.jpg?itok=rOwHT7BH

The Playersで観た不思議な光景。

韓国選手の勝負強いDNAをPGAツアーの舞台でも見せつけられた。

17歳でPGAツアーの最終予選を突破し、Web.comツアーで初勝利。

2016年ウィンダム選手権でPGAツアー初勝利と着実に階段を上り、PGAツアー選手のトップを決める大会で、韓国人選手として2人目となるクリスタルトロフィにその名を刻んだSi Woo Kim選手。

 

LPGAツアーで活躍する韓国選手の多くは、アメリカに留学して英語を身に付けインタビューでは、なんなく英語で受け答えをする。

Kim選手と同年でヨーロピアンツアーでのキャリア4勝、今シーズン既にドーハで優勝を飾っているWang選手は、ドーハでの勝利インタビューで興奮してハングル語で答えた所、インタビュアーに英語で答える様に促された。

この要請に躊躇することなく英語に切り替えて受け答えをした。

日本ツアーに出場している韓国選手でも、積極的に日本語を習得して日本語で受け答えするように努めている。

プレイヤーズで優勝したKim選手はインタビュー、記者会見共に通訳を介して臨んでいた。

どこまで読解力があるか判らないが、Kim選手のキャディとコーチはKim選手と、ハングル語でのやり取りはしない筈である。

コーチとは通訳を介してのやり取りかも知れないが、キャデイとはコース上での会話は英語だろうが、2015年から本格的に参戦しているので、まだ公式会見でも通訳が必要なのだろう。

松山選手がフル参戦したのが2014年からで、まだ通訳が必要となっている。

どちらが先に通訳を外すことが出来るだろうか?!

海外に在住経験した方なら感じていると思うが、現地の言葉を習得するには周りの環境が非常に重要で、現地の人と積極的に会話しないと何年経っても身に付かない。

Kim選手のコーチ、キャディ共に英語が主体、松山選手のチームは殆ど日本人。

ゴルフツアープロの主な仕事場はゴルフコースであり、ビジネスパーソンであればその仕事場で言葉が通じなければどうなるであろうか?!

今回のプレーヤーズの試合中、選手の仕事場であるTPCソーグラスで、もしビジネスパーソンであれば確実に信頼と仕事を失うであろう場面を目撃した。

 

学校であれば校則、企業であれば就業規則が存在する。

学生手帳、就業規則が記載されたレジュメや小冊子を入学、入社時に渡される。

社会動物である人間は、属する所のルールに従わなければやがて信頼を失う。

ビジネスであれば取引に関わり、取引成立に支障をきたすか騙されるかのどちらかだろう。

グローバル企業であれば、国によってビジネスマナーが存在し、それを理解していなければ相手にしてもらえないのではないかと思う。

欧米人は日本人のように、黙って見過ごす人は殆どいないので、はっきりと指摘する。

皮肉たっぷりにフォローするが、理解が得られなければ”ダメな奴”と相手にしてもらえない。

PGAツアーの舞台は、グローバル市場であって出場するツアープロはゼネラルゴルフルールに従ってPlayする。

jp.pgatour.com

ゴルフネットワークの解説者は、G.マックはルールに詳しいからと的外れな事を言っていたが、PGAツアーでのオフィシャル言語は英語であり、英語のルールBookに従いPlayするのが前提で、ツアープロでもドロップを必要とする場面は多い筈で、詳しい詳しくないと言う話ではない。

news.golfdigest.co.jp

中継を見ていたら、松山選手はドロップする場所を決めた範囲から(ニアレストポイントから2クラブレングス)ボールが出た事を主張し、G.マックはドロップした時のボールが落ちた地点からボールがどの位置で止まったのか(ボールがHoleに近づいた、落ちた地点から2クラブレングス以上転がって止まった場合は再ドロップ)を説明しているよう見えた。

ドロップを要する場面に遭遇した時は、その前提となる処置では大別すると2通りある。

罰をスコアに加えるのか、罰なしなのか。

その前提によりドロップする範囲が変わる。

ルールBookでは救済とその処置として、どこで救済を受ける必要が生じたのか場面別に記載されていて、ドロップに関する項目は最初に記載されている。

別々に記載されている所を混同して記憶していると、今回のような事態に陥る。

一般ゴルファーによくある間違いでは、OB=2ペナと思い込んでいるパターン。

ひどい場合では、OBが2ペナで池が1ペナと思い込んでいるゴルファー。

残念ながらベテランゴルファーに多く、これはPlaying4という日本独自の決め事を作ったゴルフ場の過ちと言える。

よって暫定球を打つことに慣れていなく、申し訳ない気分になってしまう。

複雑な計算をするから、頭を余分に使うことになる。

ゴルフルールには、原則としてあるがままの状態で1つのボールでPlayする事とホールアウトの原則があり、この原則からハズレた場合にルールに従って進めればいい。

松山選手の場合も、英語でのG.マックの主張は理解出来たかもしれないが、勘違いして記憶しているので噛み合わない。

ルールオフィシャルを呼び説明を受けるが理解出来ずに、通訳を呼び説明を受けリプレースしてプレーを再開したが、その間の行動を見ていたG.マックはこの事態をどう受け止めたか。

ゴルフ規則/第3章 プレーについての規則/◎ 救済とその処置/規則20 球の拾い上げ、ドロップとプレース;誤所からのプレー

ゴルフルールの第3章プレーについての規則では、プレー自体に関する項目が28項目あり、更に項目別に細分化されている。

就業規則を暗記しているビジネスパーソンは、総務か人事にしかいないようにルールオフィシャルでなければルールには精通していないだろう。

ルールを記憶していたとしても解釈を誤っていたり、思い込むことがある。

その為にルールBookがあり、その国の言語に翻訳されている。

jp.pgatour.com

本来、松山選手はもっと多くを語っているのだが、日本の編集は都合のいいようにカットしてしまうのでインタビュアーがどのように質問しているのかなどの意図が判らない。

ルールを勉強する時間がなかなかないと答えていた松山選手。

簡単なことでゴルファーとしての義務であって、ルールBookをキャディバッグの中に入れて疑問を感じたときにページをめくるだけのことである。

日本語と英語のルールBookを携帯していれば、英語の勉強にもなる。

普段からそのようにしていれば、英語のルールBookをG.マックに見せてどの部分の事なのか示して貰い、日本語のルールBookで確認すれば済んだ話である。

普段から問題意識と学ぶ姿勢があるのか?!である。

根本的な問題として、日本と欧米の教育システムの違いにある。

usfl.com

アメリカの記事だが、アメリカの場合、州によっては格差が大きく、まともな教育がなされない場合もあるが、フランスでも幼児教育から哲学を取り入れていたり、日本の小学生に当たる年代から自己主張できなければ取り残される。

日本の場合、スポーツ特待であれば、対象のスポーツさえ出来れば誉められる。

成績さえ出していれば、大きい顔が出来る環境で人間形成が出来る筈がない。

現時点で松山選手は、ワールドランキングで3位である。

フェデックスカップポイントは、現時点2位である。

欧米選手でワールドランキング50位以内の選手であれば、メディア対応の機会が多く”知らなかった、自分が悪いです。”などとは絶対に言わない。

事実を知った関係者からのアドバイスがなかったことが残念である。

自身の非を認めさせ、それを言わせるような質問をする日本のメディア。

彼が言うあたり前の事とは何を指しているのか判らないが、プロゴルファーである以上ビジネスであり、その市場はPGAツアーでPGAツアーには多くの模範があり、King、ニクラス氏、タイガーでも発信する方法を専門家から学んでいる。

残念なことに、日本選手にはその自覚がなく、恐らくビジネススキルを身に付けようと考えているツアープロはいないだろう。

PGAツアーで活躍するには、技術スキルで頭を悩ますより本来は大事な事なのだが、彼の回りにいる人達はその事には気が付いていないだろう。

www.golfnetwork.co.jp

この記事が何を言わんとしているのか良く解らないが、ミケルソン選手はじめ、PGAツアーのトップ選手はキャディと頻繁にコミュニケーションを取る。

最近の流れとして、キャディと選手の会話をマイクで拾って中継している。

現場にいなければ本来の姿など、想像するしかないのだが、松山選手と進藤キャディの距離が他の選手とキャディとの距離より遠く感じる。

今回のドロップに関する出来事の際でも、進藤キャディは傍らでただ見ているだけだった。

ミケルソン選手やスピース選手は、毎ショットと言っていいぐらい必ずキャディと確認し合う。

LPGAツアーでは、ロレックスランキングNo.1のL.Ko選手が今シーズンからクラブ、コーチ、キャディを変えて、又直ぐにキャディを変えて話題となったが、ツアーの中でもKo選手はプレー中に良く会話をする事で知られている。

 松山選手は寡黙だから良いだろうと思ったら、大きな勘違いである。

ゴルフは対戦相手もいなければ、チームスポーツでもないので孤独になりやすい。

集中してゾーンに入った時は、その感覚が切れないよう邪魔せれたくないと思うだろうが、本当に集中していれば声など聞こえないしその状態は長続きしない。

Play時間が長いゴルフは、何処かでアウトプットしなければ疲弊してしまう。

とかく日本人はアウトプットが下手と言われる。

オフの過ごし方だけではなく、Play中、シーズン中でも言えることである。

トップクラスの選手は、余計なことは考えない完全な分業制である。

人に任せられない、信じることが出来るのは自分だけとの考えでは勝負にならない。

ビジネスと共通で、比較優位の考えで取り組まなければ上手く回せない。

フィル・ミケルソン選手は、スイング、ショートゲーム、パッティングのコーチは長らく別でこの投資こそ最も合理的であり、その分インカムゲインを得ている。

プレーヤーズで優勝したKim選手は、ドローボール習得のためにS.フォリー氏に支持し、今シーズンTotal Drivingで最下位だった選手が、300yard超えを連発していた。

Kim選手も賢い投資をしたといえるのではないか。

 

プレーヤーズの舞台であるTPCソーグラスだけではなく、PGAツアーで開催されるコースは頭を使わないと優勝争いどころか36ホールで終わってしまうだろう。

頭を使いすぎればストレスが溜まり、疲れが取れない事がビジネス界では常識となりつつある。

diamond.jp

ゴルフの運動量は日常生活や他のスポーツと比べてどうだろうか。

それを測る指標として運動強度がある。

http://www.aijinkai.or.jp/k_center/menu02/exercise_guide.pdf

カートに頼らないPlayの強度としては、日常生活の子供やペットの世話程度。

疲労の蓄積度としてはたかが知れているだろう。

子供やペットでも言うことを聞いてくれて、感情を逆撫でられなければ、身体的な疲労はそれ程にないと思う。

ここで問題なのは時間の長さである。

試合となれば、4時間〜5時間と長時間となるので心の持ち方で疲労感は大きく変わる。

ビジネスパーソンでも4時間〜5時間、頭をフル回転すれば息抜きが必要となるだろう。

 一般ゴルファーでも思うようなスイングが出来て、スコアが良い時とスイングの事ばかり考えてスコアも良くない時と比べた時の疲労度はかなり違う筈である。

T.ウッズ、R.マキロイ選手を筆頭にトップクラスの選手は、怒りを爆発させ上手く利用する。

怒りはやる気に変換されるし、アウトプットにもなり、早くクールダウン出来る。

松山選手も怒りをPowerに変えているとの証言があるが、今後もそれが成績に結びつけばいい。

しかし、ゴルフはショットに掛かる時間は一瞬であり、否が応でも考える時間が出来てしまう。

インプットの時間が多くなれば、脳が疲れ疲労が蓄積してしまう。

ツアープロであれば、気軽にアウトプット出来る相手はキャディであり、キャデイの役割はコース攻略の手助けをするだけでなく、選手が疲弊しない工夫をする必要がある。

一般ゴルファーでも、スコアに直結するのは、スイング動作ではなく雰囲気を愉しむこと。

練習場でミスなく打てても、コースで必要以上に頭を使えばどこかで躓く。

特にゴルフコースは数字が沢山出てくる。

スコアを指折り数えるゴルファーも多いだろう。

残りの距離などを目視ではなく、数字に置き換えてクラブを選択する。

この行為が脳を疲れさせる。

更にスイングの事を理論的に考えれば、結果は目に見えている。

どんな世界でもトップで活躍を続けるには、コミュニケーション能力が必要と言われる。

ゴルフは他のスポーツ以上に、コミュニケーションを取ることが出来てそこが最大の魅力。

同伴競技者が機嫌が悪く、押し黙っていれば二度と一緒にはPlayしたくない。

気持ちが自分にしか向いていないのか、周りにも向けているのか。

気持ちよくアウトプットできるか出来ないかは、技術を磨くよりスコアに直結する事に気付いてほしい。

コース上にいる他の人に対しても常に心をくばるべきということである。

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ゴルフゲームほど多様性があり情報が必要なスポーツは他にはないのではないだろうか。

PGAツアーでは、チューリッヒクラッシックで36年ぶりにチーム戦を公式試合に採用した。

出場資格を持つ選手がパートナーを指名できることから、PGAアーカード保持者でなくても出場でき、優勝すれば2年間の出場資格が与えられる。

QTがなくなったPGAツアーでは、夢のある企画だ。

ヨーロピアンツアーでも日本のISPSハンダが冠スポンサーとなり、ストロークノックアウト方式マッチプレーで勝敗を決めるフォーマットを採用したワールドスーパー6パースを開催した。

そして、今週はフェスティバルさながらのイベント「ゴルフシックス」を開催している。

www.skysports.com

あらゆる手を使い、マーケティングに余念がないPGAツアーとヨーロピアンツアー。

その背景にはゴルフ離れ問題がある。

ゲームに多様性があり、ゴルフルールも解釈するのに時間がかかり、暗黙のルールも存在する。

決して手軽にとは言えないゴルフ。

ゴルフは今後も決して、大衆スポーツになることはないだろう。

2016年スポーツマーケティング調査によれば、日本人が実施しているスポーツ、今後取り組みたいスポーツの1位はウォーキング。

スポーツに関心がある人の中ではスポーツをするより、観ることが好きな人が多い。

スポーツをする、観るでも日本人のトップ3は野球、サッカー、テニス。

商業的にはスポーツ市場は縮小傾向にあり、スポーツ産業全体が厳しい現状である。

グローバル視点で見ても同じではないだろうか。

アメリカもゴルフを取り巻く環境は日本と同じで厳しい。

jp.wsj.com

ゴルフに興味を持つようになる切っ掛けはなんだろうか?!

やはりレジャーである以上、取り巻く環境ではないだろうか。

身近な人が興味を持っていれば触れる機会が多くなり、やがて気になり切っ掛けとなる。

トリップアドバイザーの代表を務めていた原田氏が、観光マーケティングに関して時代を反映する腑に落ちる説明をしている。

www.projectdesign.jp

原田氏によると、観光に必要なマーケティングには旅行者によるカスタマージャーニーを理解する必要があると言う。

購入するまでのプロセスの最初に来るのが刺激を受けることで、最後はファンとなりレビューする行動を取るのが新常識と語る。

このレビューが、最初の刺激に繋がり回っている仕組みである。

スポーツを観る事が好きな人が多いように、刺激を受けるのは今の時代でも観ることにある。

そして、その方法は時代共に変化している。

かつてのゴルフブームの切っ掛けもそうだった。

第1次ブームは、現ワールドカップであるカナダカップで故・中村寅吉氏が個人、団体共に優勝した、1957年に2020年東京オリンピック会場になった霞が関C.Cで開催された時。

テレビ時代の始まりとともに日本でもアメリカでもスターが誕生している。

第2次ブームは、ジャンボ尾崎プロがデビューし初優勝を上げた1971年以降、第3次ブームもジャンボ尾崎プロがスランプから復活した時であった。

そして、世界的にはタイガー・ウッズが奇跡の優勝を果たした1997年のマスターズトーナメントが切っ掛けとなり、ナイキは商機を逃すことなく契約しゴルフ用具に参入した。

アディダスもフットウエア、アパレルでゴルフに参入し景色が変わった。

オーディエンスは飛距離や派手なパファーマンス、ファッションに注目するようになった。

ツアー側もその要望に答えるよう、手を尽くす。

日本のツアーに足りないものはハッキリしている。

2020年が最後のチャンスかもしれない。

刺激とは人が創り上げることで、必ずキーマンの存在が波及効果を生み出す。

 

ゴルフ人気復活のカギが「練習場」にあるワケ | スポーツ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

東洋経済オンラインに掲載された記事だが、練習場の存在価値とは?!

練習の目的はなんだろうか?!

練習場に行くときにワクワクするのはゴルフコースデビューするまでか、殆どが練習場に行けば気の合った仲間がいるゴルファーだけの様な気がするのだが。

練習場やゴルフスクールは、その場を提供するのが役目ではないか。

ゴルフ場はどうだろう?!

ゴルフ好きなら、いつまでたってもワクワクしないだろうか、それも予約を入れた瞬間から。

この違いは特別感であり、日常からの開放ではないか。

 

ゴルフは他のスポーツに比べ、続かずに離れてしまう確率が高い気がする。

色々な要因があるが、簡単に解釈すれば身近ではないことだろう。

例を出すまでもなく、スコットランドと日本では比べ物にならない。

日本のゴルフ場にあるレストランでランチ時に、ゴルファー以外の人が食事をしながら談笑する光景を見ることがどれだけあるだろうか。

ゴルフ場に犬の散歩をする人、ジョギングをする人、芝生で日光浴を楽しむ人がいるだろうか。

ゴルフがそれ程盛んでないフランスでさえ、見ることの出来る光景である。

バブル経済の頃からゴルフ場の内部に接して来て言えることは、残念ながらアコーディア・ゴルフの結末が物語っていると思う。

ゴルフ場がもっと地域と密着となり、オープンにならなければ一部の人達だけが幅を利かせる場からは脱出できないのではないか。

安かろう悪かろうとなっているのが現状では、都合よく利用するだけで終わってしまう。

 

早ければ現役世代の子供が成人となる時には、人の生活が大きく変わると予測されている。

成功の法則も変わろうとしている。

ベストセラーとなった「やり抜く力GRIT」が示すように成功要因とされる能力。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

幼少期の教育にスポーツは大変有効である。

そして、人間形成の役立つと言われるゴルフであるが、その答えに腹落ちする考えを持った指導者が果たして、日本にどれぐらい居るだろうか。

今後、ゴルフがブームとなる波及効果を生み出すにはキーマンの育成しかないだろう。

それには韓国ゴルフ協会が実践している方法を見倣うしかないかもしれない。

sportiva.shueisha.co.jp

記事は少し古いがここまでのシステムを作り上げれば、現状を俯瞰すれば解るように、今後も日本選手は太刀打ちは出来ないではないか。

韓国代表総監督の指導が素晴らしいのは、選手に考えさせ自主性を持たせている所。

人を動かすには、かなりの労力と情熱が必要な筈だ。

関係団体が国を動かす力がなく、関係企業がオープンにならなければ先は見えているだろう。

ゴルフはやり抜く力を付けるには最適な競技と思う。

しかし、残念ながら日本のゴルフ環境では最適ではないかもしれない。

ゴルフには様々なフォーマットがあり、個人戦ではなくチーム戦で競い合うフォーマットでジュニアの育成をすることが必要と感じる。

個人戦重視となればスコア重視となったり、我が強くなるだけとなりやすい。

事実、今回騒ぎとなったゴルフスタジアム詐欺事件では、日本社会に巣食う断れない上下関係という闇が浮き彫りとなった。

人間形成に役立つどころか、素行の悪い人間を排出しかねない現状である。

歪んだ人間関係ではなく、正しい方法によって人を敬う気持ちを芽生えさせることは、社会に出た時に必要な能力となる事がハッキリしている。

gendai.ismedia.jp

Googleは「プロジェクト・アリストテレス」と題して生産性を高める方法を導き出した。

導き出した答えは心理的安全性。

そこにあるのは、個々の人間性と言えるのではないだろうか。

number.bunshun.jp

成功する人は『人間力

若干13歳で国際舞台にデビューして、期待されたソチオリンピックでは結果が出せずに苦しんだ筈だが、その後の国際舞台での活躍は素晴らしい。

苦しみを力に変えて、人の話を聴く力、解釈し取り入れる優れた能力など最後は人間力を磨くことが重要と捉える気付き、メディアの対応力など人間的に素晴らしい。

スポーツマーケティング調査の好きなスポーツ選手ランキングV13となったイチロー選手。

2位はテニスの錦織圭選手。かつては、石川遼選手の位置だったこともあった。

野球とゴルフが日本に入ってきたのは、野球のが数年早いがプロ化せれたのはほぼ同時期。

イチロー選手は別格としても、ゴルフ界に長嶋茂雄氏、王貞治氏、野茂英雄氏は居るだろうか?!

なぜ日本には、A.パーマー、J.ニクラス、L.トレビノ、G.プレーヤー氏、F.ミケルソン選手のような活動をするゴルファーがいないのか?!

 

N.ファルド氏のように、国から爵位を与えられる程の人物が出現するだろうか?!

どの世界でも、高梨選手が言うように決めては”人間性”だろう。

練習場では、ボールを打つ技術は向上する。

しかし、道徳心を身につけることはきっと難しい。

パブリック施設であるからには、規則の存在を無視することは出来ない。

人気スポーツの野球、テニス共に公式ルールにエチケットに関する記載は見当たらない。

ゴルフルールブックを開けば、目次の次はエチケット。

道徳とは何か?!

哲学者F.ニーチェは道徳とは『後始末を忘れない』と言った。

”建築家の道徳とは、家を建てたら足場をきれいに取り払っておくことだ。園芸家の道徳は、枝を伐り終わったら落ちた枝や葉を掃除しておくことだ。” ~漂泊者とその影~

 

ゴルファーの道徳は、ゴルフ規則の第1章を理解し実行すればいいだけで、それが社会的な人間形成構築に大きく役立つこととなる。

普通の大人は立ち止まって「時間」や「空間」について考えたりしません。

平面と立体

現代に生きる人が見ているのは、平面と立体のどちらが多いだろうか。

多くの人が物心が付いた頃には、テレビというものが存在していたと思う。

パソコンが普及する以前に子供だった世代で、一般的な家庭であればテレビは一家に1台であった筈で、見る時間も制約されていたと思う。

テレビ画面やパソコン画面に映し出されている映像は、立体感があっても平面である。

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賢明である秘訣は、重要視しなくともいいものが何かを心得ることである。

視覚と聴覚

接客を行うサービス業などに従事しているビジネスパーソンならば、メラビアンの法則を知っていると思うが、社員研修などでも活用されている。

情報の多くを視覚と聴覚から得ているとの概念だが、インターネットでこの法則を検索すれば、賛否両論が溢れている。

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われわれは自らが繰り返し行うことの産物である。

出来なかったことが、出来るようになる瞬間とはいつ、どの様にして訪れるのだろうか。

ビジネスの世界であれば、仕事が出来る人は仕事の処理能力の高さが求められるだろう。

処理能力が高いとは、与えられた仕事をさばく能力ではないであろう。

段取り良く何かに取り組む人を見れば、処理能力が高いと勘違いしやすい。

今後求められる能力として、深い専門知識なのか幅広い知識を有しているのか、どちらの人が未知なる社会で生き残れるのか問われている。

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事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

事実と解釈

商品開発をして、市場に投入し支持されれば、マージンが発生する。

受け入れられる市場があれば、その市場に商品を投入して恩恵を受けたいと考える。

行動心理学のバンドワゴン効果やハロー効果は、付加価値があるのか疑わしくても大衆心理で受け入れられ、人々を不合理な行動に掻き立てる。

ゴルフ関連商品にも多く見受けられるが、技術向上を謳う商品は、効果測定に手間と時間がかかるので、なかなか認知されにくい。

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商売とは感動を与えることやな。

発信と受信

情報について考察してきたが、遠回りせずに身に付く情報を得るには、どの分野にしてもマネージメントは”誰かに”任せるのが得策という結論となるのか。

最後に、経営の神様と言われた方の”珠玉の言葉”に耳を傾けることとしよう。

故・松下幸之助氏の側近を長く務めた江口克彦氏は、東洋経済に連載執筆している記事の中で、松下氏が取材の質問で”指導者”の条件を問われた時に答えた言葉に感銘を受けたと振り返る。

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情報の95%以上はオープン情報だ。

信用度と信憑性

当たり前の話ではあるが、インターネット利用者の95%以上の人が、情報収集に利用する媒体として、インターネットと回答する調査があった。

総務省発表によると、2015年末日本のインターネット利用普及率は、83%となっている。

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自分の経験から学ぶより、他人の経験から学ぶほうがベターなのだ。

自力と他力

一般ゴルファーにとって、ゴルフ上達には何が必要なのか?!

プロフェッショナルゴルファーには、データ解析とコーチの存在は、選手として稼げる時間を長く保つには、欠かせないだろう。

では、一般ゴルファーにとっての上達に欠かせないアイテムとは何だろうか。

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専門性の高いプロフェッショナルサービスは、対話が基本

対話と機械学習

なぜ?!ゴルフプレーの頂点に立つプロフェッショナルゴルファーは、スイングコーチが必要なのか。

400mハードルの日本記録保持者で、スポーツコメンテーターの為末大氏が予防医学者の石川善樹氏との対談で選手のパフォーマンスについての記事を、以前紹介したが、為末氏だけでなく、同じ陸上競技でオリンピック銅メダリストの朝原宣治氏もパフォーマンスの再現性、感覚、分析さらに感覚の言語化について語っている。

gendai.ismedia.jp

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稽古は強かれ、情識はなかれ

習い事と稽古

習うの語源は、学ぶの語源と同じで学ぶ=真似ぶ、習う=倣うと言われる。

日本の伝統芸、伝統工芸などの職人の世界では、師匠と弟子の関係は、技術は目で見て盗めとか、習うより慣れよの諺が言い伝えとしてある。

ビジネスやスポーツ指導の世界では、ティーチングとコーティングの違いが取り沙汰される。

コーチングスクールの解釈によれば、

コーチングとティーチングの違いって? | NLPコーチング協会

端的に解釈すれば、ティーチングは教えることが主体で、コーチングは能力を導き出すこと。

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予想外のことが起こるので、その時にうまく対応できるかどうか。

今と昔

人は何かの目的を達成する為に道具を作り、その道具を使い、進化させてより使いやすく改良を繰り返し、人間社会は発展してきた。

商業目的と顧客ニーズが一致すれば、存在する市場で受け入れられる。

 どの市場でも同じと思うが、新しすぎればなかなか受け入れられず、現状あるものでも少しの改良で、欲を刺激するものであれば歓迎される。

また、人の心は得てして、熱しやすく冷めやすい。

そして、消費に関しては、合理的に物事を考える人でも、不合理になりやすい。

心理学と行動経済学の教授であるダン・アリエリー氏は著書「予想どおりに不合理」の中で、人は何でも比較して選択したがるが、比べにくいものは無視する傾向があると言う。

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腕はできるだけ後ろに長く保て。

ロングゲームとショートゲーム

飛距離とは対極にあるのが、方向性で、方向性はスコアを良くするための重要なファクターと考え、飛距離を諦めてしまうゴルファーは多いかもしれない。

ドライバーの飛距離が出ないから、アプローチやパッティングの技術に磨きをかける。

ドライバーの飛距離UPに費やす時間をアプローチやパッティングに当てれば、その効果としてスコアUPには繋がるであろう。

ゴルフの魅力は、どの球技よりもボールを遠くに飛ばせることで、どんなゴルファーでも、ゴルフのし始めは、ボールが遠くに飛ぶことに魅了され、飛距離を追求する。

やがて、コースでのプレーを経験して、飛距離よりスコアを良くすることに意識が向かって、ショートゲームが肝要であることに気付く。

 ショートゲームを多く練習に取り入れれば、ドライバーのスイング動作とウエッジ、パターを使った動作では、動きが違うと感じるようになる筈である。

飛距離は、クラブヘッドが描く軌跡となるスイングアークが大きければ得られると考えがちであるが、ドライバーだからと言って、動作を大きくしてしまえば、反対に飛距離は出なくなる。

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球を何百球打つよりも、この18ホールのが重要。

力点と飛距離

グローバル企業であるゴルフクラブ製造販売メーカーは、製品開発の段階で、日本市場の動向を注視していると言われる。

日本がものづくりの先進国であることと、日本人ゴルファーの買い替え需要が高いこと、商品に対しての要望が高いことが挙げられる。

恐らく日本人ゴルファーだけでなく、世界共通と考えられるが、商品に対する要望の上位には必ず、ドライバーの飛距離がランクインするであろう。

そして、飛距離不足に悩み、飛距離アップを望むゴルファーは多い。

何かを楽しむことは、楽をする事でもあるので、ドライバーの飛距離に満足できれば、楽しく、楽にスコアを縮められると考えられる。

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行動するきっかけを逃すな。

きっかけとスイッチ

『行動するきっかけを逃すな。』 ~心理学者 ウィリアム・ジェイムズ

 

あなたの得意なクラブは?!

経験豊富なゴルファーなら、一度ぐらいは受けた事のある質問ではないだろうか。

質問する側には、何ら意図のない事が殆どと思うが、ゴルフコースでプレーをしていて得手不得手は、上達していく段階で出てきても不思議ではない。

誰もが、通る道かもしれない。

一般的なレッスンでは、レッスンのし始めは、アイアンから行う。なぜだろう。

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