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ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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創造するということは、過去の体験や記憶を、組み合わせを変え、結びつきを変えて、アウトプットすることです。

左腕と右腕

左腕と右腕の役目は違うのか、腕は具体的にどのようにして使うのか。

グリップに力が入り過ぎている、腕の力を抜かなければ、左腕を真っ直ぐ伸ばしてバックスイングをする、左肘がインパクトで引けているなど、腕に関する教えは、具体性に欠け、現象だけをフォーカスする説明が散見される。

腕を使う意識を出来るだけ排除して、体幹の動きを主体としてスイング動作をしましょうと言われても、ゴルフクラブは手で握りその延長線上に腕があるわけだから、腕を使うことなくクラブを振ることなど出来ない事は、多くのゴルファーは気付いている。

 日常動作で腕の使い方を意識することなど、ほぼないだろう。

何か特別な事をしない限り、腕の形をあらかじめ決めて事を起こすこともない。

ゴルフスイング動作を日常動作とリンクさせるのは、簡単ではない。

日常動作は、ほぼ無意識に行っているので、スイング動作が無意識となれば、悩む必要はなくなるが、少しでも向上心や欲があれば日常動作のようにはならないだろう。

ゴルファー自身が飛球イメージを行い、打撃角度と打点位置を意識し、これから使うゴルフクラブを認識する必要があり、クラブに合わせた構えをプレスイングに取り入れる。

クラブを手に取り、握る動作から始め、その動作をクラブのカテゴリー別に行う。

 それには、クラブの3種類ある角度で飛球結果が変わること、打撃角度と打点位置によっても飛球結果が変わることを考慮し、腕の関節動作とグリップの関連性を考える必要がある。

 上肢の関節は、肩、肘、手の部分にあり、それぞれに動きも異なる。

肩関節の動きは屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋と6通りの動きがある。

肘関節には屈曲、伸展の2通りの動きしかない。

手関節の動きは、手首の動きになるが屈曲、伸展、とう屈、尺屈の4通りある。

そして肩、肘、手首に関連して前腕関節の動きである回内、回外運動が加わる。

前腕関節の動きは、ゴルフスイング動作では、前腕の回転運動と表現され、一般的には前腕の回転によりクラブフェイスのローテーションが行われると考えられる。

これら関節の動きがすべてゴルフスイング動作になるわけではなく、 スイング動作に影響を及ぼす動きは、肩関節の屈曲運動と外旋、内旋運動、肘関節の屈曲、伸展運動、手関節の4通りある動きに、前腕関節の動きが加わる事となる。

この上肢の動きを理解し、ゴルファー自身がそれぞれの可動範囲を把握すれば、ゴルフクラブの適正な可動範囲を知ることとなり、可動範囲を超えた無理な動きになっている現状に気が付くことがなく、頭を抱えて悩む事態を回避できる可能性はある。

それでは、それぞれの関節の動きを映像で解説する。


arms joint motion

ゴルフスイング動作は、ある意味、創造された作品かもしれない。

優れたゴルファーのスイングには、無駄がなく力強く美しくさえ映る。

ゴルファー個々に、独創性があり、違いがある。

腕の動きを関節単体の動きから、体幹を含めたスイング動作へと創り上げて、ゴルファーそれぞれが、オリジナルのスイング動作になることに、何も違和感はない筈である。

 

脳科学者の茂木健一郎氏は、日経ビジネスに掲載したコラム【超一流の仕事術】で、創造することについて、記憶と発想は別回路と述べている。

より多くの発想を出すように脳を使うということは、記憶を正確に再現することと直結しない、独立したこととなるとも説明する。

business.nikkeibp.co.jp 

ゴルフ経験のない人がゴルフクラブを握り、スイング動作を行えば、経験豊かなゴルファーより、両腕の動きの違いが少なくなる。

両腕で道具を握り、左腕と右腕の使い方を変えることに、人は慣れてはいない。

日常動作にはないゴルフスイング動作を初めてする人にとって、左右の腕の使い方を変えることなど理解できない。

腕の動きによって、クラブの動きの何が変わるのかを知り、納得すれば動作は変化する。

しかし、腕の動きだけでクラブをコントロールして、ボールを打つより、体幹を利用すれば、スイング動作そのものが楽になることを忘れてはならない。 

クラブを使わない動作であれば、前回のイメージ動作のように両腕は同じ動きであることが、動作としては安定した動きとなる。

動作を覚えるのは、腕が先なのか、体幹なのか。

どちらにしても、最低限の創造力は発揮する必要がありそうだ。 

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