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ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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癖というものは抜けないものだ。おまえの特性の方を伸ばせばいいのだ。

役割と特性

ヨハン・W・V・ゲーテの言葉

『癖というものは抜けないものだ。おまえの特性の方を伸ばせばいいのだ。』

 

右利きのゴルファーであれば、腕は左腕を主体にしたスイング動作がいいとされる。

その根拠としては、左腕は構えた時に目標側にあり、動きをリードする役目だから。

著名なプロゴルファーでも、シーズンオフで左腕を強化するトレーニングを取り入れたり、日常生活で左腕を主体に使うことを心掛けながら、左手の感覚を磨く。

デビッド・レッドベター氏は、ザ・アスレチックスイング理論で、体幹の動きにシンクロさせる右腕だけでボールを打つ練習を提唱した。

片腕だけで、交互にボールを打つ練習方法を取り入れているツアープロや一般ゴルファーもいる。

練習の効果に関しては、片腕と両腕では動作の感覚が違うので、何か癖があって矯正の目的ならいいだろうが、目的なく行っても効果は期待できない。

ゴルファー自身に合う方法を取り入れ、安定した飛球が得られればそれでいいだろう。

人の動きそのものより、ゴルフクラブの動きを前提に考え、クラブの動きで飛球結果が変わるのを体感すれば、ゴルフスイング動作はクラブありきと理解できる。

スイング動作の成り立ちは、クラブの動き➡腕の動き➡体幹(下肢)の動きの順でスイング動作を考えるべきで、クラブの動きをコントロールする腕の動きがエラーを起こし、その結果として体幹の動きが影響を受けて、スイング動作となり=飛球結果となる。

特定の現象だけにフォーカスしたり、見た目だけでは、判断できない部分がそこにはある。

 

飛球結果は、ゴルフクラブを操作するゴルファーによって変わるわけだが、ゴルファーが意図している場合と、意図していない場合では捉え方が全く違う。

多くのゴルファーは、意図しない飛球結果に悩む。

右腕と左腕の役割を明確にして、その動きの結果として飛球結果となって表れ、それぞれの腕が、クラブ特性のどこに関わるのかを知ることで、ゴルファーは飛球結果から、ゴルファー自身の動作を分析可能となる。

 

右腕と左腕の役割は、ゴルフクラブが持つ角度を生かすことにある。

ゴルフスイング動作中の左腕は、クラブのロフト角とライ角を決める。

右腕は、打撃角度とフェイス角を決める。

 

スイング動作中の現象として、クラブヘッドは、ゴルファーが意図的な動作によって変化を加えなければ、クラブフェイスは閉じるより開く可能性が高い。

その結果として、多くのゴルファーは様々な経験を経て、無意識にバックスイングでクラブフェイスを左手で開き、インパクトにかけて右手で閉じる動作を身に付ける。

どのクラブでもスイング動作の、どこかの段階でクラブフェイスを閉じる動作が必要で、クラブフェイスを閉じる動きを行う部位を明確にしなければ、経験による無意識な動作となり、曖昧で不確実な動作にしかならない。

 

クラブフェイスを閉じる動きは、クラブのグリップを回転させるか、もしくはクラブのライ角をアップライトにすることを、何らかの動作で行うことである。

そして、その方法、閉じる度合いをクラブのカテゴリー別に変える必要がある。

 クラブのカテゴリー別に変えなければ、クラブの特性が違うため、意図しない飛球結果を招くからである。

ゴルフクラブの特性と、ゴルファーのスイング動作の傾向を知った上で、それぞれの腕がスイング動作中に機能するには、構えの段階でクラブと腕をセットアップする必要がある。

 クラブの特性で第一に考えるのは、打撃角度の違いである。

打撃角度は、クラブのカテゴリーで分けることができ、意識付けすることで動作となって現れることは、何度も説明してきた。

更に説明を加えれば、腕のセットアップ方法をカテゴリー別に変えることによって、クラブごとに打撃角度を変えるイメージが強くなり、スイング動作となって表れる可能性も高くなる。

 クラブの動きに合わせるスイング動作は、基準が必要で、その基準をフェアウェイウッドとする。 

フェアウェイウッドの理想的な打撃角度はサイドブローで、打点位置はセンター、この事からも基準となるクラブに適していると言えるだろう。

 ゴルフコースでのフェアウェイウッドを使う場合の目的は、多くのゴルファーがロングホールや長いミドルホールのセカンドショットであろう。

200yard前後のショートホールの場合もある、となれば当然、ゴルファーは距離を求めることとなる。

フェアウェイウッドの場合も、ドライバー同様に飛距離を出すには、クラブフェイスのヒールでボールを捉えるよりは、センターからトゥ寄りのが望ましい。

インパクトでクラブフェイスのトゥ寄りでボールを捉えるには、構えた時のクラブヘッドがセットアップ時より、若干アップライトの状態でインパクトを迎える必要がある。

そして、インパクトからインパクト以降には、クラブフェイスを閉じながらフォワードスイングすれば、クラブの特性を生かした飛球となる。

多くのゴルファーが勘違いしてしまうのは、インパクトで必要以上にグリップに力を加え、グリップが浮くことにより、クラブがアップライトとなることで、ボールのつかまりが良くなり強い飛球が出てしまうこと。

インパクトで手元(グリップ)が浮けば、上体も起きやすく、反動でフェイスも閉じることとなるが、条件が一定の練習場で打てても、常に変化するゴルフコースでは意図する結果とはならない。

この動作は、グリップ全体に力が入ることによって手首を尺屈させることで起こる現象である。

左手首(右利きの場合)を瞬間的に尺屈すれば、腕から肩にかけて硬直するだけではなく、クラブヘッドの力のベクトルは地面に向かってしまい、力はボールだけに向かうことになる。

クラブヘッドをスムーズにフォワードスイングで送ることが出来ないので、スイング動作は完結できずに、中途半端な動きとなってしまう。

インパクトでタイミングが合えばいいが、体幹の動きを伴っておりコントロールすることが困難な動作となる。

クラブのロフト角とライ角を決めるのは、左腕及び左グリップ(右利きの場合)となるので、左グリップを工夫すれば、ライ角とロフト角を決めることが出来る。

指の使い方、フェアウエイウッドにおける腕のセットアップ方法を映像で説明しよう。



ゴルフクラブを振子運動と考えれば、支点の位置はグリップエンドとなるが、てこの原理を利用した動作と考えれば、クラブヘッドが作用点で、力点がグリップ、支点がキックポイントとなる。

力点となるグリップを握るのは指であり、てこのはたらきを効率的に行うには、グリップを握る指は、どの指を使うかによって作用するクラブヘッドの動きが変わる。

フェアウェイウッドは、構えた時にセットアップしたクラブのライ角が、インパクトで少しアップライト(立つ)になることで、インパクトの打点位置が構えた位置よりトゥ寄りとなる。

トゥダウンしながら、クラブフェイスが閉じる動きとなることで強い飛球となる。

これを実現させるには、映像で説明する左手の人差し指と親指の動作が鍵となる。

 フェアウェイウッドの打撃角度であるサイドブローは、構えて両腕をセットアップする際に、肩の高さを意識して、右腕による打撃角度とフェイス角を意識しない。

左手の人差し指と親指を力点とすれば、フェイスコントロールは出来るので、体幹の動作とシンクロさせて、スイング動作を行う。

そして、てこの働きは、クラブのカテゴリーによって変わる。

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