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ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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球を何百球打つよりも、この18ホールのが重要。

力点と飛距離

グローバル企業であるゴルフクラブ製造販売メーカーは、製品開発の段階で、日本市場の動向を注視していると言われる。

日本がものづくりの先進国であることと、日本人ゴルファーの買い替え需要が高いこと、商品に対しての要望が高いことが挙げられる。

恐らく日本人ゴルファーだけでなく、世界共通と考えられるが、商品に対する要望の上位には必ず、ドライバーの飛距離がランクインするであろう。

そして、飛距離不足に悩み、飛距離アップを望むゴルファーは多い。

何かを楽しむことは、楽をする事でもあるので、ドライバーの飛距離に満足できれば、楽しく、楽にスコアを縮められると考えられる。

飛距離やスコアは、ゴルフを楽しみ継続する上で、欲求を満たす大きなファクターとなる。

ゴルフクラブ、特にドライバーは、著しい進化を遂げて来た。

クラブヘッド、シャフトに至るまで、25年程前に比べれば、今のドライバーは別物となった。

その恩恵は、ツアープロだけではなく、一般ゴルファーにももたらされ、ドライバーの飛距離が伸びたことにより、ゴルフが楽になった筈である。

一般男性ゴルファーのドライバー飛距離は、女子のツアープロと比較される。

飛距離に悩む男性ゴルファーは、体格などを比較して、どこに違いがあるのか疑問を抱く。

違いの一般的な見解は、腕力や握力ではなく、回転力であったり、動作のスムーズさとなる。

しかし、本質はクラブの扱い方であり、クラブの特性を生かした打撃角度でクラブを振り、適正な打点位置でボールを捉える再現性を備えていることに尽きる。

スイング動作を見た目で捉えれば、スイングリズム、スイングテンポとなるが、ゴルフに限らず他のスポーツなどの動作でも一見、力など入れていないように見えたとしても、動作中には必ず力の強弱があり、動作中に終始、力加減が変わらないことなどはあり得ない。

トータル飛距離が250yard前後が普通になった女子のツアープロ界では、トーナメント中継の映像や写真では、伝わらない部分が多い。

テレビや雑誌などを通じて見る女子ツアープロの姿は、ゴルフウェア姿が殆どだろう。

女子のツアープロは、トーナメントの前夜祭などで、ドレスアップした姿を披露する。

さほど体格に恵まれていないプロでも、女優や女子アナなどと並んで比較すると驚くことがある。

トーナメントで安定して活躍するには、それなりの理由があり、その点を加味すれば、女子プロの飛距離に勝てないと嘆く必要などない。

プロフェッショナルの世界、一般女子と変わらない体力しかなければ、早い段階でツアーから消えていく運命が待っている。

しかし、女子プロでも、腕力や握力では、力自慢のおじさん達には勝てない。

だが、過去のスポーツ経験を自慢するおじさん達は、ヘッドスピードが同じでも平均飛距離で、簡単には勝てない。

飛距離の出る女性の特徴を上げると、腕力や握力が弱くても、不思議なことに手首が強い。

手首の強さと、握力の数字は違う。

女性でバレーボール、バトミントンなどの手首を瞬間的に使うスポーツの経験者は、手首が強い。

実は、この手首の使い方と強さこそが、適正な打撃角度を作り、打点位置を安定させることにより、安定した飛距離を生み、なぜか?!飛ぶにつながる。

 

手首の使い方を説明し、相手に理解を得るのは非常に難しい。

手首の動作は瞬間動作であり、ゴルファー自身がコントロールするのが困難である。

また、第3者が肉眼で成否を判断しづらくクラブの握り方、力点と深く関わっている。

体幹の動きと腕の動きを総合したスイング動作に何も問題はなくても、手首の動きだけにエラーがあれば、飛球結果は、飛距離不足、シャンク、飛球の曲がりとして現れてしまう。

教える立場のコーチなどは、ここを理解していなければ、悩めるゴルファーは救えない。

バックスイング動作での、手首動作に問題はあるが、フォワードスイング~インパクト以降に調整をして、再現性の高い動作で、上手にボールをヒットする優れたゴルファーがいる。

このようなゴルファーに、バックスイング動作での手首動作を指摘をすれば、安定した飛球が再現できなくなり、やがてスランプに陥ることとなる。

多くの練習、経験の積み重ねで、手首の動きを理解して安定した飛距離が手に出来ればいいが、それなりの投資をしなければならない。

少ない投資で理解を得るには、クラブによって異なる手首動作を知るしかない。

 

ゴルフスイング動作は、ミリ単位、一度単位の違いで飛球結果として現れる。

人はロボットに勝てるのか?!

ロボットになりたいと言っていた片山晋呉プロとゴルフロボットとの対決番組で、ゴルフロボット「ジェフ」の開発者は、人間のスイング動作に近付ける方法として、手首の動きに注目している興味深い映像を紹介する。



この映像でのゴルフスイング動作解説は、素人が後付けした解説であり、人の手首動作はもっと複雑で、コントロールが難しい点を理解していない。

 人の場合、手首の角度を90度に拘る必要もないし、手首の動作は大まかに4方向の動作があり、ロボットのようにアドレスでセットアップしたクラブの角度をそのままインパクト時点で戻せばいいわけではない。

ロボットはプログラムによってミリ単位、1度単位で調節すれば、その通り正確に動くが、人はセットアップで調整するのではなく、インパクトで調整する。

そして、インパクトで調整しながらゴルファーはそれぞれに合った動きを体得していく。

ロボットのジェフと対決した片山晋呉プロは、自らもロボットになりたいと公言して、正確無比なスイング作りに没頭してきた。

『球を何百球打つよりも、この18ホールのが重要』

片山選手絶頂期の2006年日本シリーズでのインタビューでの発言であるが、球を打つことでゴルフは上手になるが、強くはなれないことを示唆していて、一般ゴルファーにも当てはまる。

ゴルフコースを楽しく楽にプレーするには、ストレスを感じないことで、ゴルフプレーの上達は、ゴルフコースでのプレーからしか学べないことが多い。

練習場でボールを打つのは、予習復習であって、ゴルフプレーに役立たせるには、イメージすること、動作を知ることが重要だったりする。

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