ゴルフ哲学

ゴルフ上達方法は、沢山ボールを打つ事ではありません。人が行うゴルフスイング動作は特別な動作ではなく、issueを特定し、知覚と意識に目を向ける事が上達には欠かせません。

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情報の95%以上はオープン情報だ。

信用度と信憑性

当たり前の話ではあるが、インターネット利用者の95%以上の人が、情報収集に利用する媒体として、インターネットと回答する調査があった。

総務省発表によると、2015年末日本のインターネット利用普及率は、83%となっている。

また、インターネット利用者全体の8割以上の人が何か商品やサービスを購入する際に、事前にインターネットで情報収集を実施しているとの結果がある。

その一方で、情報源がマスメディアの時代から、インターネットの時代に移行したデータが次々に発表される中、インターネット情報の信憑性が問われている。

情報リテラシーが高い人であれば、情報を取捨選択する能力があり、自分自身で信用度の尺度を持ち有効な情報だけを知識として蓄積できる。

しかし、マスメディア以上に情報が垂れ流しされるインターネット上の情報では、情報弱者はその判断が難しいのではないか。

元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は、インターネット活用するのは難しく、多くの人が勘違いしているが、インターネットは”上級者のメディア”だと言う。

池上彰、佐藤優の「ネット検索」驚きの6極意 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

知らなかった、誰も教えてくれなかった、もっと早く教えてほしかったなどの感情を抱く経験は多くの人が味わっていると思うが、価値観は人によって変わるし、価値のある情報は今までのように受動的行動では得ることはできない。

作家の橘玲氏は著書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の中で、必要な情報は万人に公開されている、ごく一部の特権階級がおいしい思いをしているわけではない。

知識社会では、必要な情報を的確に入手し、それを活用する知識を有している人は、いくらでも近道ができる、そうでなければ、ひたすら回り道をするほかない、”知識”が価値を持つとはそういうことと書いている。

人は得をすることより、損をすることを回避する傾向(プロスペクト理論)があるので、手軽に得る情報より、回り道してでも苦労して得た情報のが価値があると思い込むかもしれない。

マスメディアとインターネット配信を有効に活用している企業がユニクロである。

アパレル業界のご意見番でムービングオフィス代表の大ナギ勝氏はアパレル業界の雄であるユニクロの集客分析を解りやすく説明している。

あなたは、それでもユニクロを買ってしまう | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ファーストリテイリング会長兼社長である柳井正氏が新聞の折り込みチラシを重要視していることは業界では有名な話だが、その狙いは、人は何かしらの対象物と繰り返し接することで、警戒心が薄れ、好感度が増していく認知心理学でいう単純接触効果だと説明する。

この様に、人は知らず知らずのうちに誘導されているたくさんの情報を見分けなければならない。

サイバーエージェントが調査した女性の購買行動と口コミ情報の関係性によれば、商品購入で最も参考にするのが口コミサイトで90%ほどで、次いで企業の公式サイト、SNSとなっている。

口コミサイトの信憑性はさておき、どの時代においても情報の口コミは有効でり、その分野のプロフェッショナルの発言であったり、ましてそれが知り合いであれば信用度は増す。

 多くのビジネスパーソンは、有効な情報を得るには、インターネットからの情報だけではなく、人脈作りこそが必要と考えるだろう。

啓発セミナーやビジネスセミナーなど、その手のセミナーは高額でも人気がある。

しかし、よく考えると能動的に行動したつもりが同じ穴の狢ばかりで発展性がない事に気付かされ、時間とコストの無駄使いとなる。

そんな疑問を富裕層マーケティングの第一人者の増渕達也氏が答えてくれている。

president.jp

成功すると親戚が増えると言われるように、様々な人が群がってくる。

それを防御するには、1:1:nの法則が確実で、真ん中の1を誰にするかによって情報の有効性は決まるし、ビジネスだけではなく、真ん中の1さえ間違わなければ、情報取得には最も効果的であるし、信用性が高いと言えるのか。

勿論この法則は、ゴルフの技術習得にも大いに当てはまる。

私自身の経験から言えることは、ゴルフスイングやスコアアップなどの一般的な情報で技術向上に役に立った”ものこと”はないと断言できる。

ゴルフでも何でも言えることと思うが、技術習得には必ず段階がある。

ゴルフで言えば、スコアの壁。

100の壁を切るための、一番の早道は間違いなく、スクールに通うことである。

他人のスイング動作を理解することと、自分のスイング動作を理解することは全く違う。

プロフェッショナルゴルファーでもハンディキャップ5以下のゴルファーであっても自分のスイングを基準として判断するので、スイング指導者とは思考プロセスが異なる。

一般ゴルファーがツアープロや身近な上手いゴルファーなどのアドバイスを受け入れるのは、その点を理解していないと危険である。

間違った情報や今までと違う情報を与えられれば、必ず迷いが生まれる。

この迷いこそ、スコアの壁や技術向上の妨げとなる。

ただし、90の壁、80の壁となると条件は変わる。

100の壁は、ゴルフを何時から始めても、誰でも乗り越えることは不可能ではない。

しかし、90、80の壁となればいきなり壁は高くなってしまう。

その壁を超えるためには、真ん中の1を誰にするのかで到達する過程は大きく変わる。

イスラエルの諜報機関モサドの初代長官イッサーハレルの言葉(記事から引用) 

「我々は周辺を敵国に囲まれているので情報収集が何にもまして大切だが、その情報は95%以上オープン情報だ。オープン情報をどのような視点で見るかということが諜報機関の役割なのだ。」この言葉に対して、情報提供者の増渕氏は、ほとんど誰でも知っているはずの公開情報を分析することでオープン情報をインテリジェンスにまで昇華させるのが重要と説く。

Intelligence(諜報)をIntelligence(知性)に昇華させるのが、技術向上の鍵と言える。

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